【眼瞼下垂】私の美容外科体験記
人生で初めて美容外科に行ってきました。
相談内容は眼瞼下垂です。
眼瞼下垂とは
私が眼瞼下垂というものを知ったのは、1年くらい前でした。
眼瞼下垂を治療しようと思うきっかけは世の中におそらく2つあります。
1つはQOL向上(頭痛・肩こり・眼精疲労)、もう1つは美容(ふたえ、しわ)です。
私はもともとQOL向上の方の入り口から、眼瞼下垂治療に足を踏み入れました。
私は今、1日平均10時間くらいPCを見続ける仕事をしています。
そんな仕事を続けていると当然毎日夕方には頭痛が起きます。
初めの頃は、目の疲れかなと思ってブルーライトカットの眼鏡をかけたりしてみたんですが、特に効果を感じず、ある日ふと気づいたんです。
「私、画面を見るとき眉毛に全力で力を込めて目をかっぴらいてる。」
分かりにくいので、写真付きでお伝えします。
(あまりに汚い写真でごめんなさい。)
1番上の写真が、顔の力を全部抜いた状態。
2番目の写真が私の基本表情。
3番目の写真が、私がPCを見たり細かい作業をするときの顔。
目の大きさも二重の感じも結構違いますよね。
おでこも結構ひどくて、PC見ている状態だとこんな感じ。
おでこにしわが寄るし、眉毛の上の筋肉もモリっとなってます。
(ちなみにこのしわとモリッは、小学生のころから悩んでいましたが特に対策はせず。ブスは若いころからしわがあるのか悲しいなぁくらいに思ってました)
調べてみると、眼瞼下垂という、瞼の筋力が弱くて目が完全に開いていない人や、瞼の皮膚が瞳にかかって邪魔になっている人に起こる状態のようです。
これが原因で起こる症状として、肩こり、頭痛、眼精疲労、額のしわなんかがあるそうです。
↓詳しいことはこちらがよくまとまっていると思いました。
眼瞼下垂 (がんけんかすい) (がんけんかすい) 病名から探す| 社会福祉法人 恩賜財団 済生会
眼瞼下垂の治療方法
眼瞼下垂の治療としては、経過観察か外科的処置のようです。
経過観察ってなんだよ(笑)って感じですが、外科的処置にはいくつか方法があって、病院よっては保険適応でお安く対応していただける病院もあるようです。
方法としては、他にもあるかもしれないですが、以下の4つです。(1~4の中でもそれぞれ切開の方法によって何種類も分かれていますが、大別するとこんな感じ)
- 瞼を持ち上げる筋肉を切って短くする
- 眉の下の皮膚を眉毛に沿って切って、余分な皮膚を取り除く
- 眉毛の上の皮膚を切り取って、眉毛の位置を上げて、瞳にかかる皮膚を持ち上げる
- 生え際から切開して、おでこの皮膚を切り取って、顔を全体的に持ち上げる
それぞれのいい点と悪い点は下記の通り
1.瞼を持ち上げる筋肉を切って短くする
■いい点
- 保険がきく
- 瞼の筋肉が弱っている人には効果的
- 目がパッチリひらく(美容外科でやっている眼瞼下垂術は大抵この手術だと思います)
■悪い点
- 瞼の筋肉が弱っていない人(瞼の皮膚がたるんでいるだけの人)がやると、たいして効果ない。
- それどころかギョロ目になってキモイ
- ダウンタイムが長い(数か月)
2.眉の下の皮膚を眉毛に沿って切って、余分な皮膚を取り除く
■いい点
- 加齢による瞼のたるみで眼瞼下垂になっている人に効果的
- ダウンタイムが比較的短い(数週間~1か月)
- 傷跡が眉毛に隠れてほとんど目立たない
■悪い点
- 皮膚を切ったことで眉が下がってきて、結局何も変わらないことがある
- 眉毛と目の間隔が狭くなる(人によってはメリットかも)
3.眉毛の上の皮膚を切り取って、眉毛の位置を上げて、瞳にかかる皮膚を持ち上げる
■いい点
- 眉毛の位置が上がるので、つり眉にしたい人にはいいかも
- 眉下を切る方法と違って、眉毛は下がってこない
- ダウンタイムが比較的短い(数週間~1か月)
■悪い点
- 傷跡が目立つ(すごく目立つからおすすめしないと先生にも念をおされました)
- もうあまり行われない手法らしい
4.生え際から切開して、おでこの皮膚を切り取って、顔を全体的に持ち上げる
■いい点
- おでこの筋肉が緩んでいる人に効果的
- ダウンタイムが比較的短い(数週間~1か月)
■悪い点
- 高い(100万円を超えるクリニックがほとんど)
- 手術が大がかり
- 術後は包帯を巻くので目立つ
保険でも治療ができることがあるということを書きましたが、私は美容目的やQOL向上目的なのに税金で補填してもらうのはとても抵抗があったので、保険での治療は端から検討していなかったので、深く調べていません。ついては間違った情報があるかもしれませんがご了承ください。
私の美容外科体験記
私は、目に力を入れれば、瞼の力だけでも多少目を大きく開くことができるし、カッと開いても視野がはっきりする訳ではないので、おそらく眼瞼挙上筋の問題では無いだろう。眉上切開は眉毛の形が変わるのは嫌なのでナシ。瞼が割重めなので眉下切開だなと思って、眉下切開が上手な先生を調べてカウンセリングに向かいました。
カウンセリングに当たっては、↓の轟ちゃんの動画を見て勉強()していたので、先生にナメられないように、しっかり何がしたいのか決めて、メモしていきました。
実際の診察ですが、思いの外先生は親身に聞いてくれました。
普通の病院みたいに、「今日はどうされました~?」みたいな感じで始まるのかと思ったら、問診票を事前に読んでいただいたみたいで、「眉下がやりたいのね、どうしたいの?」みたいな感じで診察が始まりました。
私)目を開けるときに瞼が邪魔なので頭が痛くて、しわができるので、眉毛の下を切って目を見やすくしたいんです!!!
Dr) (定規を私の目と眉毛の間にあてて、)眉毛と目の間は2.5cmくらいが普通なんだけどあなたは2cmくらいだから、これ以上切っちゃうとものすごく近くなっちゃうよ。触った感じ額の筋肉が緩んでるから生え際を切ってオデコから上げた方がいいんじゃないかな
私) (ええええ、オデコのやつって、100万円するし、めっちゃ難しいしダウンタウンも長いんじゃ・・・)オ、オデコのことよく調べてないんですが、ダウンタイムってどのくらいですか、、、、、
Dr) 別に、眉下と一緒だよ。ただ当日は包帯をグルグルにして帰らないといけないけどね。
私) そんなに大きい手術は想定していなかったので、ちょっと決められないですぅ(小声)
Dr) そうだね。まあ、僕はオデコだと思うよ。こうやって持ち上げると(オデコの皮膚を持ち上げる)ほら、いい感じだし。
私) はぁ、、とりあえず一回帰って考えます(及び腰)
Dr) そうだね。値段もかなり違うから、見積両方とも出しておくから、考えておいで
という感じで診察が終わりました。全部で10分くらい話したと思います。
そのあと事務の方?が待合室まで案内してくれる間に「いきなりオデコ切るって言われてもびっくりしますよね~」っといってフォローしてくれて少し安心したのを覚えています。
その後は事務の方から、「若い人でこの手術をする人は珍しいから、顔出しでモニターしてくれるなら半額にしますよって先生が言ってました。そこも含めて考えてきてくださいね」というお話がありました。
結局、私は額の生え際切開を受けるのことに決めました。
決め手としては、先生から
「この手術は人生に何回もできる手術じゃないから、若いうちに大きいところを引き上げて、またたるんできたら眉下とかで調整していけばいいんじゃないかな。どうせ最終的にはここ(オデコ)がネックになってくると思うよ」
と最後に言われたことと、モニターで半額になるところでした。
数日考えて、たとえ今の仕事を辞めてもスマホ見たりするので結局頭痛はするわけだし、額のしわも若いうちに取ってといた方がメイクしたりするのも存分に楽しめるし、今しかないな!ということで自分を説得することに成功しました。
また春に手術する予定なので、レポート書くと思います。
あと来月当たりに眉毛のモリッのボトックスもする予定なので、それも書こうと思います。
最後に
私はまだ1回しかカウンセリングを受けたことはないですが、もしカウンセリング受けるかどうか悩んでいる方がいたら、実際に施術を受けるかどうかは別にして、カウンセリングは受けてみたらいいと思います。
結局自分だけでググって色々調べたって、実際に見てもらわないことには始まらないし、予算だって大幅に変わってくるかもしれないので。
あと、カウンセリング行く時は、事前に問診票はめちゃくちゃ真面目に埋めて、勉強もそれなりにしていった方がいいなと感じました。